【注意事項ほか】 ●アルミ製やプラスチック製の障子枠には接着しません。温度の調節がきかなくなって、異常高温になるアイロンは使用しないでください、紙が変質することがあります。市販のはがし剤で、古い障子紙を剥がした時は、念入りに水ぶきをしてください。桟に、はがし剤が残っていると、接着不良をおこすことがあります。障子の枠に凸凹がある場合は、サンドペーパー(200番前後)などで平らにして、削りカスを取り除いてから貼ってください。劣化の著しい障子枠や、一部の特殊な障子枠には、充分接着しない場合があります。障子の桟が外れたり、折れたりしている場合は、木工用ボンドなどで、あらかじめ補修してください。 ●同じところにアイロンをあてすぎないでください。うまく接着しないときは、一度桟をさましてから接着してください。仕上がり後、シワやタルミが出た場合は、障子紙が桟に接着していることを確かめた上で、その部分に軽く触れるようにアイロンをあてるか、両面から水をうすく均等に霧吹きしてください。 ●本品はプラスチック製ですので結露することがあります。結露がひどい場合は、接着不良をおこすことがあります。換気をよくして作業を行ってください。作業終了後は手を水で洗い、クリームなどでお手入れをしてください。障子貼り用途以外には使用しないでください。 ●貼り方の手順:本品はまいている外側が接着面になっています。アイロンは高温(ドライ)にセットします。障子枠は充分乾かしてから、貼ってください。(1)障子紙の位置を決めてから、上桟にアイロンをあてて、手前1カ所を仮止めします。(2)紙を障子の全面に平行になるようにころがして広げ、必要な長さを切りとります。桟と平行になるようにし、タルミができないように、四隅をアイロンで仮止めします。(3)中心から周囲に向かって桟全体に、アイロンを動かして接着します。(4)アイロンで周囲をていねいに接着します。(5)カット定規をあてて、カッターナイフで余分な紙を切りとります。最後にもう一度全体に、ゆっくりアイロンをあてます。特に周囲はしっかりと接着させてください。 ●余った障子紙は保存しておいてください。障子用のりで重ね貼りできますので、部分補修にお使いください。アイロンをあてた後に部分的にはがれが生じた場合は、障子用のりで補修してください。
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